フィンランド好きなら誰もが知っている言葉。
それが”No niin”です。
この言葉がどういうものなのか、書いていきたいと思います。
No niin はどんな時にも使える魔法のような言葉
この言葉は、フィンランドではとても有名な言葉であり、非常に万能な言葉であると言えます。
・怒って「ちょっと、何してるの!?」と言いたいとき
・相手の言葉に対して「そうだよね~。」と同意したいとき
・昨日までの課題を提出し忘れて「まじか~。」と表現したいとき
・朝起きて「今日も仕事か~。」とうなだれてしまうとき
・嬉しい気持ちで相手に「どう?」と言いたいとき
・授業を始めるときに先生が「じゃあ、授業を始めるよ!」と言いたいとき
などなど。
本当に、どんな感情、どんなシチュエーションでも使えてしまうのです。
それがこの”No niin”という言葉です。
基本的に、文の一番最初かこの言葉だけを使います。
日本人も1つの言葉なのに抑揚や声のトーンで何を言いたいのかが分かったりしますよね。
あの感覚に似ています。
「そっか~。」
「まじか~。」
「へぇ~。」
分かった時や、同意したいとき、驚いた時、または興味ない時。
言葉は同じなのに言葉の文脈や状況で内容が変わってくる。
そんな感じの言葉です。
実際にフィンランド人はどのように使っているのか
フィンランド人もこの言葉は頻繁に使います。
有名なフィンランド人のコメディアンにISMOさんという方がいます。
その人の動画でもその言葉の意味について話をしています。
この動画でも、会話の9割は”No niin”という言葉で話すことができるという風に言っており、
・指を切ったとき
・ご飯の準備ができたとき
・子供たちの喧嘩をとめるとき
・誰か来たとき
・誰か帰ったとき
・帰って欲しいけど中々帰ってくれないとき(フィンランド人らしい・・・(笑))
・旦那が昨日飲みに行ってそれに対して奥さんが怒るとき
・奥さんに対してごめんなさいというとき
などなど、色々な意味が含まれています。
フィンランド人もこの話を聞いて笑っているところをみると、
納得しているのではないでしょうか。
フィンランド人の友人に聞いたところ、ほぼ全員がこの人とこの動画を知っており、
この言葉をよく使っていると言っていました。
それくらい馴染みのある言葉なのです。
***
まとめ
いかがだったでしょうか。
フィンランドで使われている言葉の1つ。
“No niin”
その意味を少しでも理解していただけたでしょうか。
フィンランド人と話すとき、
またはフィンランドに行ったときは是非使ってみてください!
会話が盛り上がること間違いなしです!
moimoi👋